薬膳茶に入っている茶材は乾燥させ美味しさや風味を凝縮させた、いわばドライフルーツや乾物。ときには薬味やスパイスにも。忙しい毎日でも料理やスイーツに加えれば、滋味深い味わいをプラスできます。
参鶏湯
鶏手羽と薬膳茶でかんたんサムゲタン

ポイント① 骨付き肉でうまみを引き出す
丸鶏に詰め物をするのが本格派ですが、鶏手羽や骨付きモモ肉で代用しても美味しいスープができます。
ポイント② 薬膳茶で風味をプラス
高麗人参や干しなつめを入れて朝鮮では夏バテ防止に食べられる料理。薬膳茶を使うことでカンタンに風味をプラス。
- 鍋に鶏手羽とレンコンや大根などお好みの根菜を大きめのひとくち大に切って入れる。
- 具材にかぶるくらいの水を入れ、クコ・ナツメ・草果ブレンドのティーバッグを開けて、中身を入れてから中火にかける。沸騰したら弱火にし(アクがたくさん出るようなら取って)蓋をする。コトコトと20〜30分煮る。
- 根菜が柔らかく煮えたら塩で味付けをして完成。
焼き芋×陳皮

ホクホクのオイモに柑橘の香りをプラス。
薬膳の理にもかなった組み合わせです。
お米に炊き込む

香ばしい蓮根黒豆茶、緑豆やハトムギなどの豆・穀物を炊き込めば手軽に一品。黒烏龍茶の炊き込み×味噌系おかずの相性もバッチリです。
- 豆・穀類は炊く前に1〜6時間ほど水に浸けておく。
- ザルにあげてしっかり水を切りる。
- 研ぎ浸水しておいた米を通常通りの水加減し、水を切った豆・穀類を入れて通常の白米と同様に炊く。
スイーツ作りにゼリーに
バラやキンセンカを入れれば香りがよくワンランク上のゼリーに。
茶葉を砕いてクッキーにも。
